昔の建物だと結構今もセメント瓦を見かけます。
診断に伺っていつも思うのが、表面の塗装が剥げ落ちた状態のまま放置されていること。
陶器瓦は茶碗などと同じで、
表面に釉薬といってガラス質が燃焼工程でコーティングされています。
だからツルツルして汚れもつきにくいし、劣化もしにくいのです。
ただし、作る手間がかかっている分だけどうしても高くなります。
対するセメント瓦はセメントを固めて量産したもの。
比較的安価で塗装をすれば見た目は
普通の瓦と変わらないため一時期重宝されていました。
ですがセメント瓦を見ていただくとわかりますが
小さな気泡がたくさんあります。
スポンジと同じようなものと考えてください。
いくらでも水は染み込みます。
長崎で雨漏りしているところはセメント瓦が多い
スポンジですから、
塗膜がなければグングン吸い込んでいきます。
吸い込めなくなった分は、瓦の下にも吐き出しているので
防水シートが雨の日は常時傷み続ける原因にもなります。
防水シートに頼るのではなく、
雨も極力外部で止めなければなりません。
そのためにもセメント瓦の塗装は必須なのですが、、、
長崎ではそのままにしている危ない建物もたくさんあります。
もしも心当たりがあればひどくなる前に手を打ってください。








